なぜ『必携装備品』が必要なのか?

トレイルランの大会によっては、必ず持たなくてはいけない『必携装備』が設定されています。
所持せず出走した場合、失格などペナルティーがあるケースもあります。

大会のときは、道迷いしないようマーキングや看板も取り付けられ、救護スタッフなどもいるため、通常走るより安全なのですが、それでも何が起こるかわからないのが自然。
実際「まさかここで」という場所でロストしたり、ケガするケースも多く、どんな危険に直面するかわかりません。大会であっても何か起きたときに、自分の命は自分で守るという意識で、必要な装備は必ず持って出走、フィニッシュしましょう。

また、大会をきっかけに装備の重要さを知ってもらい、普段から山に入る際の安全についての意識を持っていただく意味もあります。

また、万が一事故が起きた場合、開催地の名前が全国報道されるなどして、大会だけでなく地域にも迷惑をかける可能性もあることも理解しましょう。

どんな種類の装備品があるの?

大会では『必携装備』『推奨装備』の2つの種類の装備があります。

『必携装備』は装備チェックされる場合があり、持たずにスタート、フィニッシュすると失格や減点になることがあります。命に直結する重要な装備が設定されているケースが多いです。

『推奨装備』は大会主催者が携帯することを推奨する装備で、持たずに出場してもペナルティなどはないですが、持っていた方がより安全にレースを楽しめる装備です。

●必携装備に設定されている場合が多いもの
・ザック・バックパック
・サバイバル・ブランケット
・ホイッスル
・水分
・補給食  
・レインジャケット 
・コースマップ  
・ファーストエイドキット
・携帯コップ  
・受付時に配布したナンバーカード
・携帯電話(バッテリー)
・健康保険証

●推奨装備になっている場合が多いもの
・防寒着
・手袋
・帽子
・ライト1個・予備の電池
・サングラス
・熊鈴  
・時計
・トレイルランニングシューズ  

こう書き並べるとけっこう多いのですが、どれも重要なアイテムです。

必携装備

ザック・バックパック
 (957)

必携装備を収納でき、両肩で担げるバッグです。

トレイルラン専用のものは背中にフィットし、揺れにくく走りを妨げません。またポケットがたくさんあり、水分や補給食などを収納できます。
サバイバル・ブランケット(130cm以上×200cm以上)
 (958)

雨風から体を守り、体温が下がるのを防ぎます。被ると驚くほど温かくなります。
雨で体が濡れたあと風に吹かれたり、レース中にケガなどで動けなくなると、急激に体温が下がり低体温症になるリスクが発生します。必ず1枚持っておきましょう。
ホイッスル
 (962)

万が一滑落や遭難で身動きが取れなかった時に自分の居場所を知らせるために使います。小型で大きな音が出るものを選びましょう。
トレラン用のザックに付いている場合もあります。
水分
 (964)

最低でも500ml、夏場や長い距離を走る場合は1Lは必要です。エイドステーションでも忘れず補充してください。
ハイドレーションやボトル、ソフトフラスコに入れての携行をおすすめします。
補給食
 (966)

軽量で高カロリーなスポーツ用のジェルやエネルギーバーがおすすめです。
吸収も早く、すぐにエネルギーになります。ジェルの場合30分に1本程度の補給が目安となります。
レインジャケット
 (969)

ゴアテックスあるいはそれと同等の完全防水・透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工したフード付きのものが必要です。
<レインウェアについて>

天候の急激な変化によって降ってきた雨に当たり身体が濡れてしまうと、体温が奪われてしまいます。体は頑張って体温を適正な体温に維持しようと、エネルギーを多く使うため、雨に濡れてしまうと体力を大きく消耗します。
低体温症になる場合もあります。レインウェアはこういったリスクから体を守る役割があります。
トレラン向けレインウェアを選ぶポイントは3つあります。

<防水性>
最も重要な機能性が防水性。縫い目をシームテープで加工され、ウェア内に水分が浸透してこないように作られたものを選びましょう。

<透湿性>
透湿性も非常に重要です。透湿性の悪いウェアだと、外から雨が侵入するのを防いでも、ウェア内が蒸れてしまい身体が濡れてしまいます。透湿性が高ければウェア内の水蒸気は外へと逃がすことが出来るため、ウェア内が蒸れず身体が濡れてしまうのを外からも内からも防ぐことが出来ます。

<軽量・コンパクト>
軽量でコンパクトなものがおすすめです。軽量性に優れていると走る時の邪魔にならず、持ち運びが楽です。軽くてコンパクトにたためるレインウェアなら、ザックやパンツのポケットに入れていてもストレスになりません。そのため、軽く携帯性に優れたものを選ぶと良いでしょう。
コースマップ
 (972)

大会公式サイトからダウンロードできます。スマホにダウンロードしたデータだけだと充電が切れると使えません。

大会によっては、YAMAPなどの地図アプリに対応しているので、そちらを利用するとなお安心です。
ファーストエイドキット
 (974)

絆創膏、テーピング、消毒薬、ポイズンリムーバーなど。
キットを入れる防水の袋もあると便利です。
その他、常備薬なども入れておくと安心です。
携帯コップ
 (976)

環境への配慮からエイドステーションに紙コップを置かないレースも増えています。100ml以上のものがおすすめです。シリコン製のものだと軽量でかさばりません。
携帯電話
 (980)

エントリーの際に届け出た番号の携帯電話。
山中、電波の悪い場所だとバッテリーの減りが早くなります。予備バッテリーも必ず持っていきましょう。
受付時に配布したナンバーカード 
 (985)

受付時にもらうナンバーカードです。前面の正しい位置に取り付けましょう。
本人の健康保険証
 (984)

大会会場付近の医療機関ではコピーNGのところもあるため、原本を持参しましょう。

推奨装備

防寒着
 (988)

保温のために必要な長袖のウェアです。
「暖かい空気の層」を作ることができる起毛したミッドウェアと言われるフリースやウール、薄手のダウンなど。
綿素材のものや薄手のアンダーウェアだと不十分です。
手袋
 (990)

紫外線や寒さ対策だけでなく、木の幹や枝、岩などトレイルには手を使う場面も多いため、ケガ予防にもなります。
フィンガーレスでないものを携行しましょう。
帽子
 (992)

熱中症対策や頭部のケガ予防にも有効です。
寒い時期はウール、ポリエステル製のニットキャップが必要です。
ライト
 (994)

夜間でコースを照らすライトです。ヘッドライトや手持ちライトなどがあります。
200ルーメン(明るさを示す数値)以上が理想です。
日中のレースでも、万が一遭難した場合を考えると重要な装備となります。また雨天時の山は、日中でも暗くなります。

予備電池も持っておきましょう。
夜間も走るレースだとライト2個が必要な場合もあります。
サングラス
 (996)

紫外線やホコリ、木の枝などから目を保護します。汗で滑りにくいものがオススメです。
熊鈴
 (997)

音を出すことで人間の存在を知らせ、クマとの遭遇を避けます。
消音機能もついている熊鈴が便利です。
民家の近くを通る際は消音しましょう。
時計
 (1000)

GPS付きの時計を利用することで、現在の位置を確認出来、山の中で迷ってしまうのを防いだり、スタートからどのぐらい走って目標の距離まであと何kmなのか確認出来ます。
最近ではフォームチェックできる商品もあります。
トレイルランニングシューズ
 (1002)

砂利や岩など、険しい道もしっかりサポートする、滑りにくく耐久性のある専用シューズをおすすめします。
ロングパンツ
足首までを覆うズボンあるいは足首までを覆うタイツ、または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせです。
他のウェア同様、綿素材はNGです。

まとめ

すべてをゼロから揃えるとなると、ちょっと大変な印象はありますが、実際に山を走ってみるとどれも必要性を感じるものばかりです。

最近ではファッション性の高いギアも充実してきているので、コーディネートも楽しみながら装備を揃えてみてください。

DISTANCE STORE おすすめ装備紹介

DISTANCEのオンラインストアでも装備品の一部を購入できます。ラインアップから一部をご紹介します。

【ザック】アルティメイトディレクション『ランナーズ・ベスト 4.0』

13,200
人気のULTIMATE DERECTIONの日本人向けモデル。ポケットも多く付いていて充実の機能。求めやすい価格で初心者にもおすすめです。

【サバイバルブランケット】

550
緊急時に使う極薄のブランケットです。ポリエステルのフィルムにアルミニウムを蒸着、体熱輻射の効果を高める加工を生地に施しており、毛布3枚分という優れた保温性を発揮します。万が一の遭難時に使用し、防風・防寒・防水効果があります。

【ホイッスル】エマージェンシーホイッスル

550
万が一滑落や遭難で身動きが取れなかった時に自分の居場所を知らせるために使います。中に緊急時の身元を記すIDカードが入っているので、アウトドアシーンはもちろん、普段から常に携帯しておけば、緊急時やアクシデントに備えられます。

【水分】ソフトフラスコ

2,000
ザックの前面ポケットに収納できる給水用ボトルです。柔らかい素材でできているので、軽量で、水分が空になったあと邪魔になりません。噛めば出てくるタイプの飲み口なので、いちいちキャップを開ける作業も不要です。ペットボトルが1本入る500mlサイズ。

【補給食】マグオン エナジージェル(レモン味)

302
レースなどでの素早いエネルギー補給には欠かせないエナジージェルに水溶性マグネシウムをプラスしたMag-onエナジージェルです。

【レインウェア】レイドライト ウルトラジャケット

16,297
超軽量で非常に防水性、通気性、伸縮性のあるジャケットです。軽量でコンパクトに収納可能で、ストレスなく携帯出来ます。MP +メンブレンストレッチライト&シームテープ加工により15,000mmの耐水性があります。

【ファーストエイドキット】白十字 救急7点セット

1,760
非常時に役立つ7点の救急セット(応急用具セット)です。

【マイカップ】ソフトカップ

550
レースの際にマイカップとして使えるオリジナルソフトカップです。
容量は150mlあり、柔らかい素材なのでコンパクトにできます。

【帽子】ranor BASIC CAP (ブラック)

6,490
こだわりのトレランブランド『ranor(ラナー)』のベーシックなオリジナルメッシュキャップです。メッシュ部分はピックメッシュを使用、通気性を考慮した作りになっています。ツバ部分はソフトに仕上げているので携帯にも便利。

【サングラス】goodr【OGs】Vincent’s Absinthe Night Terrors

4,070
LA生まれのおしゃれなランニングサングラス『goodr』
求めやすい価格で、普段使いにもオススメです。
低価格でありながらUV400の偏光レンズを使用、5層構造のレンズで紫外線からしっかり目を守ります。軽量なフレームがぴったり頭にフィットし、ランニングをしてもズレません。特殊な滑り止めコーティングのフレームで汗をかいても滑りません。

【熊鈴】サイレント機能付熊鈴

660
Ultimate Survival(アルティメイト サバイバル)のマグネットサイレント機能付きの熊鈴。マグネット入りのストラップ部分を、鈴の下に取り付けることで、音を消しておくことが可能です。
ストラップにはベルクロがついており、簡単にザックやベルトなどに取り付け可能です。

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