はじめに

15年に社会人として東京デビューをし、その年末に転勤を機に広島へ転居。そこから、結婚・転職を経て広島でトレイルをしています!両親が山が好きなことから「穂高」という名前をいただき、社会人になりトレイルランを始めて、5年目になりました。
2019年に出場したPenangEco100km@マレーシア

2019年に出場したPenangEco100km@マレーシア

今までの競技歴とトレイル歴

陸上の経験は全くなく、「私をスキーに連れてって」という昭和の名作をきっかけに、もともとは鹿児島出身のアルペンスキー選手として活動。関西学院大学へスキーの推薦で入学をして、体育会スキー競技部で主将を務め大学では部活中心の生活でした。その後、社会人でも社会人でも国体を中心に今でも選手活動をしています。

大学時代の関西インカレの試合の様子

大学を部活一色で過ごし、大学院へ進学。あれだけ時間を費やした部活が無くなってしまって物足りなくなっていた日々の中、情熱大陸の山本健一さんの動画を観た時に直感的に「むちゃくちゃカッコイイ!」とビビっとくるものがあり、気づけば山を走っていました。

トレイル歴をまとめてみる

1年目:関東在住で、道志村やキタタンなどの40kmのレースに挑戦(→トレイルは、めっちゃ辛いということを理解)
2年目100kmや海外のレースに挑戦してみる(→未知の距離や環境への挑戦楽しい!)
3年目:100km超のレースへ挑戦してみるも、仕事が多忙という理由で圧倒的練習不足でDNFのパレード(→やめたくなる。。)
上州武尊129km(D+9,200m)のまさかの第二関...

上州武尊129km(D+9,200m)のまさかの第二関門で関門アウトの忘れられないレース。

4年目未知の海外レース(東南アジア)を中心に挑戦(→数字へのこだわりが始まる)
5年目「数字を結果で」と意気込み、データ分析しながらトレイルへ真正面から取り組む。国内外年間10レースへ挑戦
UTGJ100km(D+5,790m)で初の表彰台

UTGJ100km(D+5,790m)で初の表彰台

出入りは激しい5年間ですが「陸上未経験」から「ビリも多く経験」して「100km超のカテゴリで表彰台」という、振り返ると濃い期間でした。色んなフェーズがある中でも「挑戦」というキーワードを軸に5年で「選手」として、意識まで昇華、結果でも表彰台へ登ることができました。

トレイルランを通して、何をなし得たいか?

トレイルという手段を通して「カッコ良い大人になる」
これを自分自身の中ではテーマとしています。
UTGJ100kmのゴールシーン。始めて「 100km...

UTGJ100kmのゴールシーン。始めて「 100kmを戦えた」レースでした

2018年,2019年のUTMF(168km/D+8,000m)。日本人上位に入ったのは子供が中学生となるような、40代の世代が多かった。若くても30代後半。過去のリザルトを見ても分かってはいたけれども、衝撃でした。
トレイルランニングを始めたころ、ある雑誌で「ウルトラトレイルはメンタルが7割」という言葉がありました。当時は【メンタル=忍耐力】とシンプルに捉え、「なんかメンタル強い人が強い」って思っていたけど、実際の7割の内訳はレースや練習への「戦略性」とか「身体・心に対する知識量」、それを組み立てる「論理性」、確実にパフォーマンスを発揮する「確動性」などその7割の力には、知識もアジリティ面も、圧倒的な効率的な”努力”が下支えになっています。
数々の試合を通し、多くの40代ランナーの方にお会いをする中で、まだまだ自分を始め、20代の若手の世代には土俵にすら立ててない、と気づかされ、そして輝かしく「カッコ良い大人」に見えてきた。それが、この想いへの原点です。

平成世代のトレイルランナーの令和の役目

平成2年生まれ、小学校は途中から土曜日が休みになり、ゆとり世代ど真ん中。周囲と空気を合わせることを常に意識することを暗黙に求められたかと思いきや、大学生になると、周囲より高い目標(中身は置いといて)を掲げることを良しとする「意識高い系」というようなキーワードも頻出するような、なかなか不思議な世代。
そんな中、トレイルランに出会うことにより、成長することの面白さ、難しさ、そしてカッコよすぎる先輩方に、お会いしました。その影響で、結婚・転職などライフステージが代わりつつある中でも、24時間を通して「成長を真正面」から求めることで、5年目にして結果が出始めてきました。
中長期の目標について

中長期の目標について

令和の時代は、平成の世の中で作って下さった昭和の先輩の経験を通し、成長をして、トレイルランニング界を盛り上げられる人財になるのが、平成の世代の役目だと思っています。
UTMFなどのビッグレースが終わってからすぐに、40代の先輩方はもう次の目線に向かっている。結果が良くてて自惚れてるor凹んでいるのは20代。置いていかれる前に、中長期の明るい未来を見つめ、一つ一つ目の前のことを今しかできないこと、を実践していこう。このトレイルの世界を通して「カッコ良い大人」になった、そう終われる令和を過ごしていきたいです。そんなことを、具体的に中長期の目標を描きながら「挑戦」をする、そんな選手を目指していきます。

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