どんな大会?

高知県室市は、地盤隆起でできた標高数百mの「海成段丘(MARINE TERRACE)」が連なり、海から切り立つように聳える山々と平坦な山上部が特徴的な地形で、温暖な気候と相まって独特の植生や景観が形成されています。
この大会は、室戸市崎山地区や元地区を中心に、遍路道や大蛇伝説の残る池への参道、古い生活道を活用し、独特の自然や文化を体感することで、室戸に関心を持ってもらうことを目的として開催されています。
 (142)

3つのキーワード

キーワード①MarineTerrace(マリンテラス)
室戸青少年自然の家を拠点にコースレイアウトしたトレイルイベントができないか?と相談を受けたのが昨年2018年6月頃・・・そこから何度か現地踏査と刈開けなどコース整備を行い、半年後には大会開催・・・奇跡的。
相談を受け、周辺地形図や空中写真、地域の特徴を調べるなかで浮かんできたのが、冒頭に挙げたMarineTerrace(海成段丘)というワード。室戸の独特の景観は海岸からせり上がった200メートルほどの斜面とその上に広がる台地から成り、内陸から流れる河川毎に河口には入江と漁港がある。河川に沿って内陸に入ると古くから製炭(土佐備長炭)が盛んな地域の名残である炭窯跡が点在する。この海成段丘を感じることのできるコースにするには?どこを通せばいいか?

キーワード②遍路道
四国と言えば、四国八十八箇所霊場とそれらを繋ぐ巡礼の道、遍路道ではないか。そして室戸青少年自然の家の近くには、第26番札所の金剛頂寺と遍路道がある。そして弘法大師が修行したとされる「不動岩」も・・・それらを遍路道で繋ぎ、海成段丘を上がったり下がったり、太平洋に出たり内陸に入ったりしてはどうか?

池山池
周辺地域の地形図と空中写真を眺めていると目を引いた。山中しかも頂上付近に大きな池があった。地域の方に聞くと、かつては小学生も学校行事で登っていた場所で、信仰の対象にもなり、大蛇伝説もある場所のようだが、今では登山道は荒れ、行く人も稀だと言う。そのように聞くと現地を確認したくなる。実際に行ってみると、約4kmの長い登りの後、常緑広葉樹の林を抜けると突然広がる広大な池、その真ん中の人工池には池山神社の祠があり、神秘的で一気に引き込まれてしまった。これをイベントに使わない手はない。
これらを組み合わせ、繋ぎ、おおよそ30kmでコースをつくる。
室戸の魅力を30kmの中にギュッと詰め込んだコースレイアウトのMurotoMarineTerraceTrailを多くの方に体験していただきたい。
 (140)

コースについて

コースは、30km、累積標高差約1620mの国立室戸青少年自然の家をスタートするコース。
自然の家トレイルランニングコースから海成段丘「崎山台地」を太平洋に下る。
空海が修行した「不動岩」を経由し、遍路道を上がり二十六番札所「金剛頂寺」へ。再び自然の家トレイルランニングコースを経由し、大蛇伝説が残る「池山池」に登り、自然の家に戻る。

エイドステーションは6ヶ所(そのうち補給食あり4ヶ所)
 (141)

その他の特徴

主に、室戸青少年自然の家を中心に運営しており、充実した施設のもと実施できることが特徴。そのため、宿泊、食事、入浴、送迎(自然の家バス)も含め、参加者に嬉しい参加料となっている。また、送迎は、前日から高知龍馬空港~自然の家間で可能であり、遠方の方も安心して参加可能。

大会情報

■大会名:MUROTO MARINE TERRACE TRAIL 2019
■開催日:2019月12月8日(日)
■開催場所:国立室戸青少年自然の家(室戸市元乙1721)
■種目:30km
■定員:200名
■参加費:6,000円
■エントリー方法:e-moshicom(イーモシコム)
■エントリー期間:2019年8月12日(月)〜11月1日(金)
■Facebookページはこちら

主催:むろと黒潮・体験の風をおこそう運動実行委員会
〒781-7108 高知県室戸市元乙1721
0887-23-2311 muroto@niye.go.jp

関連する記事

関連するキーワード

著者